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e.Typist NEO V.15.0 MENU 

画像中の文字をテキストデータに変換するOCRソフト。

ペーパーレス化には、是非入れておきたい。OCRソフトは、スキャナーを購入するとバンドル版の文字認識ソフトが同梱されている。OCRソフトとして、著名なものとして、「読取革命」・「e.Typist」・「いきなりPDF」・「名刺管理」などある。これらのソフトを使って、画像の文字部分をテキスト化して、文書ファイルを作成できる。

文書をテキスト化してPDFファイルにするのが一般的だが、Office文書もOfficeファイルにすることが出来る。例えば、EXCELで印刷された文書をEXCELファイルに復活出来る。

ペーパーレス化の観点から

ペーパーレス化は個人的にも進めているが、手持ち機器(スキャナー類)や対象にする文書類でかなり手間の掛かる作業。対象は、テキスト化が必要な物に絞るべきで、見られれば良い、読めれば良いと言ったドキュメントは、画像のまま保存しておけば良いと思う。ただ、そのままだと画像ファイルが増えるだけで、整理されていない。このような場合、フリーソフトを利用して以下のような整理手段がある。

  手軽に文書を画像のまま管理できるフリーソフト

  • フリーソフト名
  • 要約
  • 1.Xnview
  • 資料毎にフォルダを作成し格納。ファイル名は資料が頁順に並ぶように。1頁毎にクリックするので、連続して見られない。
  • 2.画像梱包
  • 複数の画像ファイルを1つのPDFファイルとして格納。1画像がPDFの1頁となるので、連続して見られるので、とても閲覧し易い。
  • 3.pdf_as
  • PDFファイルの結合と分割、ページの追加・抽出・削除などが出来る

標準的なeTypistの使い方

e.Typist NEO V.15.0

1.原稿が画像の場合

1)画像ファイルを矢印のファイル名リストエリアにドラッグアンドドロップする。

2)画像の文書が縦書き横書きが混在していて向きが正しいい場合は、ボタン「認識」をクリックする。向きが異なっている場合は、該当の画像を選択し、ボタン「レイアウト」で変更する。

向きの確認はファイルを選択すれば縮小されて確認出来る。画像の選択は、全ての場合、ShiftKeyを押しながら先頭ファイルと最後のファイルをクリック、特定ページはCtlKeyで選択する。

3)ボタン「保存」をクリックし、保存形式を「PDF画像(透明テキスト付き)(*.pdf)」にして保存する。

2.原稿がPDFファイルの場合

1)PDFファイルを矢印のファイル名リストエリアにドラッグアンドドロップすると、ページ単位で表示される。画像と同じ要領でページを選択し、ボタン「認識」をクリックして出来上がり。

2)ボタン「保存」をクリックし、画像と同じ要領でページを保存する。

共通の操作・追加、削除、順序変更

1)追加:追加原稿をリストエリアにドラッグすると最後に入るので、上下矢印で移動する。

2)削除:削除原稿を選択し、削除をクリック

3)順序変更:対象原稿を選択し、上下矢印で移動する。

参考:画像化できるディバイス(機器)・Twain Device(トウェイン ディバイス)

  • ディバイス
  • 資料類
  • Office文書
  • 新聞
  • 書籍や雑誌
  • A フラットベッドスキャナー
  • 少量○、多量×
  • B ハンディースキャナー
  • 少量○、多量×
  • C ドキュメントスキャナー
  • ×
  • ×
  • D オーバーヘッドスキャナー
  • E デジカメ、スマホ

A フラットベッドスキャナー

原稿を1枚づつスキャンするので枚数が多いと手間が掛かるが、価格も安く殆どの機器に簡易版のOCRソフトが付属するので、手軽に利用出来る。
注意点:新聞など裏写りする原稿は、原稿の上に黒い下敷きを載せると良い。

B ハンディースキャナー

基本的機能は、A.の読取と記憶部分を持ち運び可能とした機器。利点は、外出先で利用出来るのが最大の利点だが、自宅でも手軽に利用出来る。

C ドキュメントスキャナー

原稿を重ねてセットして連続して高速に読み取れるスキャナー。ペーパーレス化を目指したい方には、必須の機器と思う。機種SCAN SNAPには、ACROBAT8が同梱されており、透明テキスト付きPDFを作成することが出来る。

なぜ「透明テキスト」と言うのか、パソコンで見ただけでは、画像として見えるだけであって、テキストデータは隠れている。印刷しても「書類の画像」としてプリントされる。テキストデータとしてコピー&ペーストしたい場合は、文字部分をマウスでドラッグして抽出ことができる。

D オーバーヘッドスキャナー

原稿を重ねてセットして、上部からライトを当てて、画像化するタイプ。1枚の処理が終われば、原稿を取れば、続けてスキャン出来るんで、フラットベッドタイプに比べれば、大分楽に操作できる。また、フラットベッドタイプでは難しい書籍類にも対応出来るのが特徴。

E デジカメ、スマホ

外出時に使用することができるので、それなりの利用価値がある。